はじめに
FUJIFILMのクラシッククロームをLightroomで再現できるのか?
の続きです。
前回も参照した下記のブログに載っているLightroomのユーザープリセット(ClassicClonell)を使用。
Get Classic Chrome on the Fujifilm X100 and X100S with this Lightroom preset
これを使えばFUJIFILM以外のカメラでもFUJIFILMのフィルムシミュレーション、クラシッククロームっぽい色が出せるのではと言う実験をしています。
前回はCanonのカメラで撮ったRAWファイルをClassicClonellで現像しただけなので、本物のクラシッククロームと同じかどうかまではわかりませんでした。
気に入れば本物と同じかどうかはどうでもいい気もしますが、せっかくなので本物との比較をしてみようと思いました。
本物のクラシッククロームデータを入手
とはいえFUJIFILMのカメラは一台も持っていないので、BICCAMERAにSDカード持ち込みで試写させていただきました。
一応店員さんに許可を取ったら「どうぞご自由に〜」と軽く返されました。
FUJIFILMのAPS-Cコンデジ、X70で試してみました。
FUJIFILM X70
カメラのフィルムシミュレーション設定をクラシッククローム。
RAW出力もONにしました。
店内でできるだけいろいろな色が含まれてそうなところを撮ってみました。
まずこちらはカメラが出力したクラシッククロームjpeg。
Lightroomで現像すると?

Lightroomデフォルト設定。カメラキャリブレーションはAdobe Standardになっています。

LightroomのカメラキャリブレーションCamera CLASSIC CHROMEを選択。
FUJIFILMのカメラで撮ったデータだとカメラキャリブレーションで公式?フィルムシミュレーションが使えるのですね。

カメラキャリブレーションを選択しているところ。

最後にユーザープリセットClassicClonellでの現像結果。
ユーザープリセットを選んでいるところ。
おわりに
並べてみると大差なくて、同じ画像を使ってるんじゃないかと不安になるほどです。。
ただ、PCでパタパタ切り替えれば全部微妙に違うのがわかります。
ClassicClonellは赤はクラシッククロームよりもLightroomデフォルトに近いですね。
シャドウも落とし気味で引き締まった感じ。
緑が色あせたような発色になるのがわかりやすい違いでしょうか。
先日のイチゴ写真でもイチゴより葉っぱの色が変わっていました。
やはり本物とは違うんですね。
どちらがいいかは好み次第ですが、個人的にはX70の写りもいいしちょっと本物も欲しくなりました。
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